音更町　３年度骨格予算案　パラリンピック支援　３５人以下学級　臨時教員配置

（市町村 2021-03-04付）

　【帯広発】音更町は２月２２日、令和３年度予算案を発表した。首長選を控えた骨格編成となっており、一般会計は前年度当初比９・７％減の２０１億１００万円。うち教育費は１３・０％減の１８億８１１４万円となった。

　新規事業では、東京五輪・パラリンピックの参加国・地域の選手らとの交流などを担う東京パラリンピックホストタウン事業に３２０万円を計上し、帯広市と共同で取組を進める。また、温水プール施設改修に６９０万円を充てた。

　継続事業をみると、３５人以下学級を引き続き実施するため、臨時教員７人を３校に配置する。

　教育に関する主な事業はつぎのとおり。

▼心豊かな人を育むまち

▽コミュニティ・スクール＝１２４万円

　小学校５校、中学校１校で実施。

▽就学援助＝９６００万円

▽３５人以下学級などの実施＝２８７９万円

　臨時教員７人を３校に配置。

▽柳町小大規模改修＝９９９３万円

▽小学校整備＝１億３１０２万円

　緑陽台小遊具再整備、音更小屋内運動場外壁および屋根塗装改修設計など。

▽中学校整備費＝５７１４万円

　下音更中校舎外壁塗装設計、緑南中暖房設備改修など。

▽放課後子ども教室＝２３７万円

▽集団研修施設改修＝６９８１万円

　ボイラー改修、屋上防水改修など。

▽地域おこし協力隊関係費＝３６１万円

　スポーツコーディネーター１人。

▽東京パラリンピックホストタウン（新規）＝３２０万円

　帯広市と共同実施。感染症対策など。

▽町営パークゴルフ場管理＝１億１３６１万円

　柳町パークゴルフ場復旧業務委託、各パークゴルフ場芝刈清掃委託。

▽総合体育館施設改修（新規）＝１３０万円

▽温水プール施設改修（新規）＝６９０万円

▼いつまでも健やかに、安心して暮らせるまち

▽子ども食堂運営支援＝３６万円

▽病児保育＝４２８０万円

　病児、病後児、体調不良児に対応。

▽施設型給付・地域型保育給付＝１３億５２７４万円

▽医療的ケア児支援＝２９万円

(市町村 2021-03-04付)