１定道議会一般質問（令和３年３月１１日）　講習時間の確保　負担回避へ検討　教員免許更新制

（道議会 2021-03-15付）

　１１日の１定道議会一般質問では、教員免許の更新制が取り上げられた。

　現行の制度は、中央教育審議会の答申を受けて平成２１年度から導入。最新の知識や技能を習得する上で効果があるとされる一方、更新に必要な講習時間は３０時間と時間の確保が教員の負担となるなどの課題が指摘され、国において、包括的な検証が進められている。

　道教委の小玉俊宏教育長は、教員に過度の負担をかけずに教員の資質・能力の向上が図られるよう検討することが必要と答弁。今後、国の動向を踏まえて学校現場から意見を聴取するほか、講習を開設する大学などと連携して制度の効果や課題を把握し、道教委としての考え方をまとめると答弁した。

　中川浩利議員（民主・道民連合）の質問に対する答弁。

(道議会 2021-03-15付)