札幌市教委 子ども理解研修会 3年度も動画配信形式 6月21日から9月末まで(札幌市 2021-05-07付)
札幌市教委は、令和3年度子ども理解にかかわる研修会を、前年度に引き続き動画配信形式で実施する。6月21日からいじめ対策・自殺予防事業の取組や自殺予防教育に関する講義を配信。講師は、岡山大学医学部保健学科・大学院保健学研究科の中塚幹也教授が務める。動画配信は、9月30日まで。
研修は、市立園・学校において、教職員一人ひとりがゲートキーパーとしての基礎的な素養を身に付け、生徒指導上の諸問題に対して、保護者や地域、関係機関と連携しながら迅速・適切に対応することができるよう、園内・校内体制の充実に資することが目的。
従来、集合形式で開催していたが、前年度は新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から動画配信形式に変更。
実施後の振り返りアンケート等から、多くの園・学校において研修の動画資料を活用した校内研修が行われ、適切な支援等の情報が多くの教職員に共有されたことから、本年度も動画配信形式で行う。
対象は、市立園・学校の教育相談・生徒指導等にかかわる教員など。
中塚教授が、「いじめ対策・自殺予防事業の取組」「自殺予防教育~学校の中の性同一性障がいの子どもたち」と題して講義。6月21日から9月30日に動画を配信する。
なお、研修は、札幌市教員研修計画教員編に「職能に応じた研修」として位置付け、市教員育成指標教員編における、「子ども理解」「組織的な対応」「危機管理」「関係機関等との連携」などの観点から構築し実施するとしている。
(札幌市 2021-05-07付)
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