札幌市 部活動アスリート派遣事業　本年度 中学校等１１校に　バドミントン、卓球など

（札幌市 2021-05-11付）

　札幌市スポーツ局が実施している運動部活動アスリート派遣事業について、本年度は１１校１１部活動で実施する。中学校等の運動部活動にバドミントンや卓球などの専門的な技能・知識を有するアスリートを１年間派遣。今後、各部活動で順次アスリートによる指導を行い、部活動環境の活性化を図る。

　事業は、運動部活動に専門的な知識技能を有するアスリートを派遣し、顧問教諭の指導知識や指導力の向上、部員の関心意欲および競技力の向上を図り、部活動環境を活性化することが目的。顧問教諭の指導知識の向上を図るなど、充実した部活動環境の形成も目指している。

　中学校、中等教育学校および特別支援学校の運動部活動に、専門的な技能・知識を有するアスリートを派遣。主に市内および近郊に居住するアスリートを外部指導者として派遣する。

　１年間通して同一アスリートが継続して指導。派遣の上限は年間１５回としている。

　本年度は、バドミントン４部活動、卓球２部活動、陸上２部活動、ソフトテニス２部活動、バレーボール１部活動の計１１部活動に１年間アスリートを派遣。今後、各校で順次、アスリートによる指導を開始する。

　また、前年度からは３年生が引退した新チームへの指導を目的に、８月から翌年３月までを期間とする派遣を開始。本年度も引き続き実施し、全１３部活動での実施を予定している。派遣の上限は年間１０回。６月３０日まで募集を受け付けている。

(札幌市 2021-05-11付)