道高校長協会道北支部が総会　１０月に研究協議会　役員改選　小林支部長再任

（関係団体 2021-05-13付）

旭川・名寄合同ブロックでは３０人が出席した

　【旭川発】道高校長協会道北支部は４月、３ブロックに分かれて総会・研究協議会を開いた。うち、２３日に上川合同庁舎で行われた旭川・名寄合同ブロックには会員３０人が出席。事業計画では、同ブロックで６月と１２月、来年３月に、道北支部で１０月に研究協議会を開くことなどを確認した。道北支部長は、前年度に引き続き旭川東高校の小林爲五郎校長が務める。

　開会式は、道特別支援学校長協会道北支部と合同で開催した。

　はじめに、旭川・名寄合同ブロックの代表を務める小林支部長があいさつ。コロナ禍で先行きが見えない中、「どうやったらできるか」との発想の逆転、新たな視点に立って学校経営を進めていく必要性を示し、「ぶれずに、判断に迷うことなく連携していきたい」と協力を求めた。

　道特長道北支部長を務める旭川聾学校の四木定宏校長は、管内における特別支援教育のニーズが高まっていることにふれ、教育局、高校長協会と共に「“上川の子どもは上川の学校で責任をもって育む”との考えを念頭に置き、一層の連携を図りたい」と語った。

　続いて、上川教育局の山根治彦主幹が来賓あいさつ。教職員の不祥事など学校経営上の課題にふれながら、組織のトップとして「情の管理」と「知の管理」のバランスをとったマネジメントの大切さを強調した。校長の責任と権限のもと、覚悟をもって学校経営に取り組むよう呼びかけた。

　同ブロック議事では、２年度事業・決算報告を承認したあと、３年度事業計画、会計予算、役員について協議。

　事業計画では、６月２５日に富良野市図書館で第２回研究協議会、１２月と来年３月に旭川市内で第３回および第４回研究協議会を開催することを盛り込んだ。

　道北支部の事業計画では、１０月に場所未定で第２回研究協議会を予定。

　このあとの研究協議では、第１回支部長研究協議会、代表校長研究協議会の報告などを行った。

　なお、宗谷ブロックは１９日、留萌ブロックは２０日に総会を終え、承認済み。

　道北支部の本年度役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽支部長＝小林爲五郎（旭川東高）

▽副支部長＝鈴木淳（旭川北高）、鈴木究（名寄高・新）、阿部穣（留萌高・新）、蓮見知之（稚内高）、相馬真吾（旭川実業高）

(関係団体 2021-05-13付)