研究大会はオンラインで　道放協　３年度理事会　熊谷会長（札幌市山鼻中）を再任

（関係団体 2021-06-01付）

　道地方放送教育研究協議会（=道放協）は５月上旬、令和３年度理事会をオンライン開催した。役員改選では札幌市立山鼻中学校の熊谷誠二校長を会長に再任。本年度の研究大会を、新型コロナウイルス感染症対策も含め、全国の放送視聴覚教育にかかわる教職員が参加できるオンライン開催とすることを示した。

　冒頭、熊谷会長があいさつ。「放送番組やＩＣＴの活用を通して学びの充実を目指し、ＧＩＧＡスクール構想推進の一助となるよう活動を進めていきたい」と述べた。

　議事に移り、２年度の事業や会計決算報告などを承認。３年度の事業計画案、会計予算案を提示した。

　道放協研究主題「心を揺さぶり　主体的・対話的で深い学びを創造する放送教育」とともに、校種別の研究主題を設定。重点課題には、①全道の研究成果の交流と放送教育の普及・発展②研究活動の推進・調整③調査研究の協力・実施④広報活動―の４点を掲げた。

　第７２回道放送教育研究大会・第６６回道視聴覚教育研究大会合同大会・札幌大会は、１０月３０日にウェブ会議システムを用いて開催する予定。オンラインの利点を生かし、全国の放送視聴覚教育にかかわる教職員にも門戸を開く。

　実践発表やワークショップセミナーを行うほか、休憩時間に教材教具等を閲覧できるよう、オンライン上に展示部屋の開設を検討中。大会指導には鳴門教育大大学院・遠隔教室プログラム推進室長の藤村裕一氏を講師に招く。

　役員改選では、熊谷会長のを再任などを決めた。

　本年度役員はつぎのとおり。=敬称略=

▽会長=熊谷誠二（札幌市山鼻中校長）

▽副会長=鐘ヶ江義道（旭川つくし学園つくし幼園長）、小松靖一（札幌市月寒小校長）

▽理事=石崎南緒子（花川南認定こども園長）、松本優雅（東月寒にれこども園長・新）、山下暢哉（札幌市厚別通小校長・新）、小林直人（札幌市青葉中校長）、伊藤直（札幌市栄町中校長）、大滝和寛（札幌市平和通小教頭）、畠山学（江別市江別第三中校長・新）、相澤哉（北広島市西の里小校長・新）、大垣秀彦（旭川市千代田小校長）、目黒克彦（旭川市旭川第五小・桜岡中校長・新）、吉澤重光（旭川市富沢小校長）、鈴木洋孝（足寄町足寄小校長）、長瀬雅一（函館市あさひ小校長）

▽監査=三浦英悟（札幌市東白石中校長）、神与博（札幌市あやめ野小校長）

▽事務局長=長瀬雅一（函館市あさひ小校長・新）、小松靖一（札幌市月寒小校長）

(関係団体 2021-06-01付)