北数教　３年度研究主題協議会　釧路大会は遠隔検討　相馬会長再任を決定

（関係団体 2021-06-03付）

　道算数数学教育会（＝北数教、相馬一彦会長）は５月中旬、令和３年度研究主題協議会をオンライン開催した。第７６回研究大会釧路大会はオンライン開催を検討する。役員改選では、道教育大学名誉教授の相馬一彦会長を再任した。

　相馬会長のあいさつのあと、２年度の会務や会計決算を報告。

　審議では、３年度の活動方針や年間計画などを協議した。

　３年度の研究主題は「未来社会を切り拓く力を育む算数・数学教育の探究～主体的・対話的で深い学びの実践を通して」と設定。

　基本方針に、①小・中・高の３部会の活動および連携活動がさらに深まるよう支援および調整に努める②北数教全体の財政基盤の安定に努める③全道研究大会開催地の円滑な決定に努める④全道研究大会の円滑な企画・運営のため、開催地実行委員会（準備委員会）と連携を密にとる⑤会長、副会長の指導助言を得ながら本会の活動方針の企画・立案をし、効率の良い、継続性のある事務局活動を行う―の５点を掲げた。

　運営方針では、可能な限り業務の簡素化・効率化を図ることや、メール活用、文書の電子ファイル化を推進することなどを示した。

　また、道内各ブロックの研究体制と今後の研究大会開催地および開催サイクルを見通したブロック体制のほか、さらなる校種間の活動および研究内容の交流に向けた取組を検討することとした。

　第７６回研究大会釧路大会は、オンラインによる開催を検討している。

　役員改選では、相馬会長を再任した。

　本年度役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝相馬一彦（道教育大名誉教授）

▽副会長＝出葉充（札幌市桑園小校長・新）、越田公美（札幌市東月寒中校長・新）、黒宮裕久（市立札幌清田高校長）

▽監事＝加藤康夫（札幌市共栄小校長・新）、高原健（札幌市福井野中校長・新）、尾﨑茂樹（市立札幌藻岩高校長・新）

▽事務局長＝岡田直也（札幌市篠路中校長）

(関係団体 2021-06-03付)