大学進学へ遠隔夏期講習本格化　７月２７日から計１９講座　特設サイト開設し教材掲載

（学校 2021-06-14付）

　道高校遠隔授業配信センター（T―base、元紺谷尊広センター長）は、本年度から本格実施となる遠隔夏期講習の実施日程をまとめた。１・３学年対象のI期講習は７月２７～３１日、３学年対象のⅡ期講習は８月２～６日に配信。１２人の講師による計１９講座を用意し、大学進学に向けた学力向上を支援する。７月に特設サイト「遠隔講習の部屋」を開設し、教材プリントなどを掲載する予定。

　遠隔講習は、全道の生徒とつながって互いに切磋琢磨し、大学入試に対応した発展的な学習に取り組むことで、学力の向上と進学に向けた学習意欲の一層の向上を図ることが目的。令和２年度に有朋高校で試行し、本年度から実施している。

　対象校は、地域連携特例校と離島にある道立高校など。１・３学年を主な対象とするが、想定している難易度に対応したもので、全学年で参加が可能となっている。

　各講座１コマ完結の学習内容で、遠隔会議システム以外に一部講座ではクラウドサービス（Google　Meet）を活用。集合形式での活用以外に、自宅における個別での講習でも活用できる。

　実施期間は、１・３学年を主な対象とするI期講習が７月２７～３１日、３学年のみを対象とする２期講習が８月２～６日。

　７月中旬に遠隔夏期講習特設サイト「遠隔講習の部屋」を開設。講習で使用する教材プリント等を掲載するほか、生徒の質問や感想を受け付ける予定。

　Ｔ―baseは、受講を希望する学校に対し、３０日までに申込書を提出するよう求めている。

(学校 2021-06-14付)