札幌市学校保健会　きょう１５日　目の健康守る研修会

（札幌市 2021-06-15付）

　札幌市学校保健会（松家治道会長）は、きょう１５日午後３時１５分から、オンラインで本年度研修会を開催する。同会理事・道眼科医会常任理事で川沿眼科の天野珠美院長が児童生徒の「目の健康」について講演。学校として児童生徒の目の健康を守るために行うべき対策などを伝える。

　札幌市学校保健会は、医師・歯科医、薬剤師、学校関係者、ＰＴＡから代表者が集まり、児童生徒の健康増進のために活動している。毎年１２月に研究大会、６月に研修会を開催している。

　市内の小・中学校では、国のＧＩＧＡスクール構想の前倒しによって、４月から１人１台端末の活用を開始。令和の日本型学校教育の構築での個別最適な学びと協働的な学びの充実に向けて、効果的な手段と期待されている一方で、児童生徒の視力の低下や姿勢の悪化が懸念されている。

　これを踏まえ、同会理事を務める天野院長を講師に「目の健康」について学ぶ研修会を企画。従来の会同、オンラインのいずれかを選択できるハイブリッド型の開催方法を見直し、ウェブ会議システムＺｏｏｍによるオンラインでの実施に変更した。

　当日は午後３時１５分から開始。天野院長が「児童生徒の目の健康を守る～ＧＩＧＡスクール構想開始にあたって」と題して講演する。

(札幌市 2021-06-15付)