札幌市スポーツ局・道ラグビー協会　６０校で出前授業　教員実技研修は６校で

（札幌市 2021-06-15付）

　札幌市スポーツ局と道ラグビーフットボール協会は、共催で行っているタグラグビーの出前授業について、本年度は前年度比２０校増の６０校での実施を計画している。前年度から行っている教員実技研修は１４校減の６校で実施。道ラグビーフットボール協会の平川哲也さんなど５人が講師を務め、児童のタグラグビーの基礎・基本の習得を図るとともに、教員の授業の充実および指導力の向上を目指す。

　市スポーツ局と道ラグビーフットボール協会は、令和元年度にラグビーワールドカップが札幌で開催されたことから、ラグビーの普及・振興を図るため、小学生向けのタグラグビーの出前授業を実施。

　また、前年度から小学校の学習指導要領が全面実施となり、タグラグビーの活用について例示されていることから、体育授業の充実・指導力の向上に向け、新たに小学校の教員を対象にした教員実技研修も実施している。

　本年度の出前授業は、５月に実施した発寒小学校を皮切りに来年３月までに計６０校での実施を計画。前年度に比べ２０校増加した。授業では前年度に引き続き、新型コロナウイルス感染防止の観点から身体接触を回避するなど、ソーシャルディスタンスの確保に留意して実施する。

　教員実技研修は７月２０日の新陵小学校を皮切りに、計６校での実施を計画している。

　講師は、道ラグビーフットボール協会の平川さん、歌野愛子さん、伊禮慶太さん、岡村由惟さん、小笹知美さんの５人が務める。

(札幌市 2021-06-15付)