道高校長協会　支部長・理事合同研　文教施策要望原案など協議　廣田会長　必要な情報迅速に

（関係団体 2021-06-15付）

教頭確保に向けたアンケート調査についても意見交換

　道高校長協会（廣田定憲会長）は１１日、第２回支部長・理事合同研究協議会をオンラインで開いた。令和４年度文教施策要望原案、協会独自で実施した教頭確保に向けたアンケート調査などについて協議。席上、廣田会長は「支部長・理事の校長との意思疎通、情報共有を図り、必要な情報は迅速に提供していく」と述べた。

　冒頭、廣田会長があいさつ。新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、緊急事態宣言が発令され今月２０日まで延長されている現状から、「各校では対応に苦労されていることと拝察する」と述べた。

　また、特別措置区域については、該当支部長が中心となって情報共有を図り、各校の実情に応じて生徒の学びの保障に努めていると説明。「本部としても、支部長・理事の校長との意思疎通、情報共有を密に図り、道教委担当課に現場の実情や考えを率直に伝え、必要な情報は迅速に提供していきたい」との考えを示した。

　さらに５月に、支部長・理事の校長を対象に、協会独自で実施した教頭確保に向けたアンケート調査の結果を示し、「自身が初めて受検するに至った経緯や管理職として職員に対する具体的な言葉かけなど、参考となるものがたくさんあった」と報告。今後、すべての校長と共有し、教頭受検者の掘り起こしに活用していくとした。

　４年度文教施策要望について、前年度の校長アンケート結果をもとに、原案を作成したと報告。今後、教頭・副校長会、事務長会と調整し、道教委関係課との最終調整を経て、要望書に取りまとめるとした。

　続いて、林正憲副会長が議長を務め、４年度文教施策、支部提出議題、教頭確保に向けたアンケート調査などに関する事項について協議した。

(関係団体 2021-06-15付)