市町村における在校等時間の記録 年度内早期に公表を 2定道議会で倉本教育長
(道議会 2021-06-22付)

 18日の2定道議会一般質問では、教職員の在校等時間の公表について質疑が行われた。

 道教委の倉本博史教育長は、在校等時間を客観的に計測・記録して公表している市町村は、ことし1月現在で5市町村となっていると答弁。「各市町村教委が、本年度の可能な限り早期に、在校等時間や改善策などを公表し、広く保護者や地域住民の理解と協力を得ながら、働き方改革を推進することができるよう働きかけていく」と述べた。

 また、「在校等時間の客観的な計測・公表は、教員が自らの働き方を認識し、各学校が業務改善に取り組む基盤となるもの」とし、働き方改革の取組に課題のある学校に対しては、義務教育指導監等による学校訪問などで指導助言を行い、学校における働き方改革の一層の推進に努めていく考えを示した。

 藤川雅司議員(民主・道民連合)の質問に答えた。

(道議会 2021-06-22付)

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