道教委　４～６年度高校配置計画　１６校で１学級増　岩東学級減は変更可能性

（道・道教委 2021-09-08付）

　道教委は６日、令和４～６年度における公立高校配置計画を決定し、７日に開かれた道議会文教委員会に報告した。本年度入学者選抜の結果、学級減を行った２３校のうち、栗山高校など１４校で学級数を１学級増に変更。大樹高校など２校で、町内中卒者数の状況等を総合的に勘案し、１学級増とした。市立札幌旭丘高校に新設する学科の名称を、数理データサイエンス科と決定。６年度をみると、１学級減が示された岩見沢東高校について、「今後の市の検討結果を勘案し、市内再編も含めて変更することがある」と追記した。

　決定した配置計画のうち、４年度計画の変更点をみると、本年度の入学者選抜の結果、学級減を行った２３校のうち、栗山高、深川西高校、恵庭北高校、余市紅志高校、岩内高校、伊達開来高校、美瑛高校、留萌高校、天塩高校、美幌高校、湧別高校、音更高校、広尾高校、中標津高校の１４校について、中卒者数の状況などを勘案し、４年度の募集学級数をそれぞれ１学級増とした。

　また、大樹高、標茶高校の２校については、町内の中卒者数の状況等を総合的に勘案し、１学級増とした。

　市立札幌旭丘高については、４年度、新たに設置する理数と情報に関するその他専門学科の名称を、数理データサイエンス科とすることを決めた。

　６年度の変更点では、１学級減とされた岩見沢東高について、今後の市の検討結果を勘案し、市内再編を含め変更することがあることを付記した。

　このほか、４～６年度の配置計画を含むそのほかの事項については、原案どおりとすることを決定した。

(道・道教委 2021-09-08付)