札幌市教委　初任研１年次第４日　授業力向上へ研鑚　実践交流や研究協議など

（札幌市 2021-09-13付）

代表者がオンラインで授業を配信した

　札幌市教委は９日、オンラインで令和３年度初任段階における研修「１年次研修」共通研修第４日を実施した。初日は中学校における数学・理科など各教科の初任研対象者６３人が参加し、事前に収録した授業実践を交流したほか、授業の内容について協議。参加者は、単元の目標、学習課題、課題解決の姿、評価にねじれが生じないようにする方策などについて意見を交わした。

　本年度の初任段階における研修は、当初集合研修として実施する予定だったが、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点からオンラインに変更。端末Ｃｈｒｏｍｅ内のＧｏｏｇｌｅ　Ｍｅｅｔを活用して実施している。

　第４日は、９、１６、２４、１０月７、１４日の５日間を設定。各学年・教科グループの代表者が事前に収録した授業を公開し、授業内容を協議する研修となっている。

　９日は、国語、社会、数学、理科、技術・家庭の各教科の代表者が授業を配信。うち、理科では、平岡中学校の石川晏成教諭の１年理科「身の回りの物質・物質の姿とその変化・混合物の分け方」を公開した。

　協議では、単元の目標、学習課題、課題解決の姿、評価にねじれが生じないようにする方策等について活発に意見を交わした。

　なお、共通研修第５日は１０～１２月の期間に実施。５年研の代表者が公開する授業に参加する予定。

(札幌市 2021-09-13付)