【令和４年を迎えて　教育研究団体に聞く】北海道国際理解教育研究協議会　会長　島田裕文

（関係団体 2022-01-06付）

　謹んで新春のお慶びを申し上げます。平素より、本協議会の活動に対しご理解とご協力を賜り、深く感謝申し上げます。

　本協議会は、４０年にわたり、全道１４地区２５０名あまりの仲間と共に、多様な世界にかかわり続ける行動力を身に付けた児童生徒の育成を目指してまいりました。

　グローバル化が進展する社会の中で、豊かな国際性をもち、世界によりよくかかわり続け、子どもたちが自らの力で未来を切り拓き、生きていけるよう、実践を積み重ねています。

　昨年１０月には、第４２回北海道国際理解教育研究大会十勝大会を開催する予定でしたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、全道大会としては中止いたしました。

　しかし、十勝地区では、研究の灯を絶やさないという思いからオンラインによる地区大会へ切り替え、小・中学校の授業をもとに授業別分科会、会員による実践交流会を開催し、世界とかかわり何ができるかを考え、主体的に行動する学びの創造に向け、闊達な議論がなされました。

　グローバル社会における国際理解教育の新たな方向性を探るとともに、地域と地球とのつながりを実感しながら行動する子どもの姿を提案できたと考えております。

　今後も、本協議会に対しまして、一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

▼新年の事業計画

▽冬の研修会「帰国教員報告会および派遣教員研修会」

・帰国教員報告会＝紙面による開催

・派遣教員研修会＝電子メール、電話などによる開催

▽第４３回北海道国際理解教育研究大会釧路大会

・期日＝１０月２８日（金）

・会場＝北海道教育大学附属釧路義務教育学校

▽事務局＝札幌市立発寒東小学校（事務局長・小松裕和校長）

(関係団体 2022-01-06付)