【令和４年を迎えて　教育研究団体に聞く】北海道社会科教育連盟　委員長　白崎正

（関係団体 2022-01-06付）

　謹んで新年のごあいさつを申し上げます。平素より本連盟の研究活動にご理解とご支援を賜り、心より感謝申し上げます。

　令和４年１０月に、第６０回全国小学校社会科研究協議会北海道大会を開催いたします。４年度北海道社会科教育研究大会担当地区の札幌市が中心となり、研究主題を「社会を知り、世界を切り拓く北国の子の育成」として、新学習指導要領を具現化し、「共生の文化を創る子ども」の育成を目指し、準備を進めています。

　新型コロナウイルス感染症の世界的流行によって社会は大きく変化しました。デジタルシフト、国際状況、産業構造の変化、地球規模の環境問題への対応が求められる時代です。大きな渦の中で、今の大人がすぐには解決しきれない困難な問題が横たわる未来社会に子どもは生きるのです。だからこそ、次世代の社会の形成者になる子どものために、発想を転換し、社会的な見方・考え方を鍛える研究実践を提案することに全力を賭する決意であります。全道１５地区１０００人の会員の力を結集し、北海道の社会科教育の充実、発展のために努めてまいります。

▼新年の事業計画

▽第６０回全国小学校社会科研究協議会北海道大会

・第１日目＝１０月２７日（木）

・会場＝カナモトホール（札幌市民ホール）

・第２日目＝１０月２８日（金）

・会場＝第一会場（札幌市立八軒西小学校）、第二会場（札幌市立宮の森小学校）

▼事務局＝札幌市立盤渓小学校（事務局長・平澤淳志校長）

(関係団体 2022-01-06付)