【令和４年を迎えて　教育研究団体に聞く】北海道家庭科教育協会　佐々木貴子会長

（関係団体 2022-01-05付）

　謹んで新年のお慶びを申し上げます。皆様には、平素より本協会の研究活動に対し、ご理解とご支援をいただいておりますことに深く感謝申し上げます。

　本協会は、昭和２４年に「小・中・高等学校・大学の一貫した家庭科教育を」という理念のもとに、小学校から大学まで連続して家庭科を学ぶという学習者の視点に立って発足した７０年以上の歴史をもつ研究会です。発足以来、家庭科教育に携わる教員が、それぞれの立場での実践や課題をもち寄り、指導方法や指導内容の向上のために研鑚を積んでおります。

　前年度は、これまでの研究成果を皆様に発表する機会であります研究大会が新型コロナウイルス感染症防止の観点から中止したため、新年１月８日（土）にオンラインで研究大会を開催することに致しました。本協会にとっては初めての試みですが、これまでの研究大会が平日に札幌で開催されてきたことから参加がかなわなかった先生方にも参加の機会が増えるのではないかと、新しい形式での研究大会の開催に期待を抱いております。

　新年度からは高等学校学習指導要領が実施されるため、これまで以上に校種間のつながりを意識しながら、家族・家庭生活の多様化や消費生活の変化等に加えて、グローバル化や少子高齢化の進展、持続可能な社会の構築など、今後の社会の急激な変化に子どもたちが主体的に対応することができる資質・能力の育成を目指して、日々教育活動に取り組んでいく所存です。

　本年も皆様方の一層のご理解とご支援をお願い申し上げます。

▼新年の事業計画

▽第７０回北海道家庭科教育協会研究大会

・日時＝１月８日（土）―・オンライン開催（札幌市立大谷地小学校）＝授業実践発表・５年生「ソーイング　はじめの一歩～ぬいもの名人になろう」

▽理事会

・日時＝４月第２週目の土曜日

・会場未定（オンライン開催もある）

▼事務局

▽江別高校（事務局長・上野博美教諭）

(関係団体 2022-01-05付)