札幌市内で新型コロナ感染者急増　２０歳未満１４７１人　２１日現在　市立小中高５６学級閉鎖

（札幌市 2022-01-25付）

　札幌市内における新型コロナウイルス感染症の感染者数がここ数日、急増している。２３日現在、１０歳未満、１０代の感染者は１４７１人。２１日現在、市立小学校、中学校、高校で３７校、５６学級が学級閉鎖の措置を取っている。

　道内では２３日、新たに１５９１人が新型コロナウイルスが感染。うち、札幌市で再陽性の３３人を含む９０３人が確認され、感染の急速な拡大が続いている。

　市内の感染状況（１～２３日）をみると、１０歳未満、１０代の感染者は１４７１人。うち、２３日が２８３人で最も多い。

　教育現場をみると、２１日現在、市立小・中学校、高校で学級閉鎖の措置が取られているのは、３７校、５６学級にのぼる。

　また同日、市立小・中学校６校の教職員６人が新型コロナウイルスに感染したことを確認している。

　市は、医療従事者、高齢者のワクチン追加接種３回目を前倒して実施。教職員は、通常どおり２回目接種から８ヵ月経過後、それぞれ個人で接種する。

　一方、道は、２１日に感染症対策本部会議を開き、政府に「まん延防止等重点措置」の適用を要請。きょう２５日にも決まる見通し。決まれば、まん延防止として初めて全道が対象となる。

(札幌市 2022-01-25付)