札幌みなみの杜高支　杜ｃａｆｅ　ローソンでＣＭ放映中　市内店舗　２月末まで

（札幌市 2022-01-24付）

　市立札幌みなみの杜高等支援学校（田中進一校長）の２年生が、同校生徒が運営する「杜ｃａｆｅ」のＰＲに向けて制作したＣＭが、市内にあるコンビニエンスストアのローソン北２６条東店で放映されている。生徒が調理している様子やキャッチフレーズなどを通して、学校とカフェの魅力を発信している。ＣＭは２月末まで同店の壁面に映し出されている。

　ＣＭ制作は、２年生の授業「職業基礎」の一環。生徒５４人が８グループに分かれ、軽食などを提供する杜ｃａｆｅを市民にＰＲする３０秒程度の動画を作成することにした。

　昨年８月下旬から、ＣＭの撮影が本格的に始動。夏休み中も作業を進めてきた絵コンテの確認や、撮影時の役割分担などについて話し合った。

　撮影当日は、協力企業から提供されたドローンやプロ用のカメラを使用。話し合ってきたコンセプトなどを確認して映像を撮影し、タブレットを活用して編集した。

　当初は、８本のＣＭの中から１本のみの放送を予定していたが、作品の完成度が高いことや生徒の思いなどを考慮し、全ての動画を放送することにした。

　動画では、カフェで提供するパンを調理する生徒の様子や内装などを紹介。また、生徒が考案したキャッチフレーズなどの文章も盛り込み、カフェの魅力を動きと言葉で伝えている。

　ＣＭは、同店の壁面にプロジェクターで映し出されている。時間は午後４～１０時までで、２月末まで放映している。

(札幌市 2022-01-24付)