札幌市中学校長会　２月例会　学び質高める合言葉に　中村会長　創意工夫求め

（札幌市 2022-02-07付）

　札幌市中学校長会（中村邦彦会長）は２日、オンラインで２月例会・研修会を開催した。約１００人が参加。各部の担当者が所管事項を報告し、３月３０日に新任校長研修会を開催することなどを確認した。中村会長は、「学びの質を高める」という合言葉のもと、創意工夫して学校運営を図っていく必要性を示した。

　開会に当たり、中村会長があいさつ。急激に拡大している新型コロナウイルス感染症の感染状況に触れ、「リスクの高い学習活動はできなくなったが、ＩＣＴの有効活用を工夫するチャンスと捉え、学びの質を高めるという合言葉のもと、創意工夫し学校運営を図ってほしい」と呼びかけた。

　また、「進路や卒業・進級認定面談、教職員の人事評価・期末面談や学校関係者評価会議、来年度の学校経営構想、生徒数、学級数の報告、新入生保護者説明会など気を抜けない業務が続く」と強調。遺漏なく取組を進める必要性を示した。

　議事に移り、各部の担当者が所管事項を報告。各校のＩＣＴ環境整備状況や、３月３０日に中島中学校で新任校長研修会を開催することなどを確認した。

(札幌市 2022-02-07付)