文化芸術活動再開支援方針を改訂　交付期間３月２５日まで　札幌市　３年度申請受付分

（札幌市 2022-02-04付）

　札幌市は、市文化芸術活動再開支援事業における交付要綱の運用方針（３年度申請受付分）を一部改定した。３年度分の交付対象期間を３月２５日までに延長した。

　事業は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けている市の文化芸術施設に対して、公演・展示などの文化芸術活動再開を支援するもの。文化芸術に携わる市民、芸術家、施設関係者などの活動再開を支援し、市内文化芸術活動の早期復帰をすることをねらっている。

　対象期間内で公演や展示を使用目的とした劇場、ライブハウス、ギャラリー等の施設料を支援金として交付する。

　対象施設は、札幌芸術の森、本郷新記念札幌彫刻美術館、札幌コンサートホール、市教育文化会館、市民交流プラザ、市民ギャラリー、市資料館、時計台および豊平館。このほか、一般的に公演を行う会場として認知されている市内の公立および民間の劇場、ホール、ライブハウス等で、「利用料金が明示されていること」「収容人数５０人以上であること」などの条件に該当するものとして、施設の運営者からの申請に基づき市長が認定した施設とする。

　支援金は対象経費の２分の１が限度。公演系は１日につき５０万円、展示系は１週間につき５０万円が上限となっている。

　今回の改定では、３年度分の交付対象期間を３月２５日までに延長した。

(札幌市 2022-02-04付)