関係者意見踏まえ構想素案策定へ 近代美術館 整備の在り方(道議会 2022-02-28付)
道立近代美術館の今後の整備の在り方について質疑が行われた。
近代美術館は昭和52年の開館後老朽化が進み、スペースの狭あい化などの課題が生じている。現在、有識者会議において美術館の役割や必要な機能、効果的な運営や立地環境を踏まえた施設整備の在り方を検討しており、4年度に新しい近代美術館の構想をまとめる。
道教委の池野敦教育部長は、これからの美術館に求められる役割や必要な機能を多角的に検討するためには、新たな取組を可能とする施設面の検討も不可欠であることから「施設の規模や立地など施設整備に関しても並行して議論する必要がある」との考えを表明。
今後、「民間事業者から美術館整備に関する提案を募集するほか、美術館の事業者や近隣住民の意見も踏まえて有識者会議で議論し、新しい美術館の構想素案の策定に向けて検討を進めていく」と述べた。
大越農子委員(自民党・道民会議)の質問に対する答弁。
(道議会 2022-02-28付)
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