石狩管内社教委員連絡協が総会　会長に浜上氏（当別町）　力合わせて責務を全う

（関係団体 2022-04-28付）

本年度の事業計画などを審議した

　石狩管内社会教育委員連絡協議会は２０日、江別市野幌公民館で本年度総会を開いた。本年度の事業計画や活動方針を決定。また、役員改選を行い、新会長に当別町社会教育委員長の浜上尚也氏を選任。浜上新会長は「力を合わせて責務を全うしたい」と述べた。

　冒頭、髙木玲子会長があいさつ。「コロナ禍で人と会うのが難しい中、対面で話せることをうれしく思う。交流を持つことで気持ちを共有し、つぎのスタートを切ることができる」と話した。

　石狩教育局の田中賢一局長は来賓あいさつで「社会教育関係者の役割は、学校で身に付けた資質・能力を発揮させる機会の設定や、学校で身に付けている資質・能力が真の意味で社会で活用できるのかを確かめ、支援すること。資質向上のための研修会や課題解決に向けた実践などに尽力してほしい」と要請した。

　議事では、３年度事業報告、収支決算報告を承認したあと、４年度活動方針、事業計画を審議した。

　活動方針として①地域が今どんな課題を抱えているか、そのためにどんな学習が求められているかに関心を持ち、自らが積極的に学び、地域住民との対話を進め、社会教育の振興、生涯学習の推進に努める②研修活動や情報交流活動を積極的に行い、社会教育委員としての役割の自覚と資質向上を図るとともに、社会教育関係職員と共に学び、協働しながら、研修成果を地域に還元する③教育委員会との情報の共有に努め、学校教育と社会教育との連携を進める―の３点を推進事項に設定した。

　また、事業計画では、日時等は今後調整するが、当別町で管内市町村社会教育委員等研修会を開催することなどを確認した。

　役員改選では、新会長に浜上氏を選任。浜上新会長は「管内で連携し、力を合わせて責務を全うしたい」と意気込みを語った。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝浜上尚也（当別町社会教育委員長）―新

▽副会長＝蓬田恒春（千歳市社会教育委員の会議委員長）―新

▽監事＝本橋健治（北広島市社会教育委員の会議委員長）、松田一則（恵庭市社会教育委員の会議委員長）―新

(関係団体 2022-04-28付)