北社研　４年度総会で新体制決定　会長に飯間校長　(札幌篠路西中)　１１月４日　札幌で研究大会

（関係団体 2022-05-02付）

北社研・飯間会長

　道社会教育研究会（北社研）は４月２３日、ホテルライフォート札幌で４年度総会を開いた。新たな研究主題を「主体的に社会に参画できる資質・能力の育成～個別最適の学びと協働での学びを通して」と設定。１１月４日にホテルライフォート札幌で第７５回研究大会を開催することや、６年度に札幌で開催される第５７回全国中学校社会科教育研究大会北海道大会の成功に向けて準備を進めることを確認した。役員改選では、新会長に札幌市立篠路西中学校の飯間博幸校長を選任。飯間新会長は「未来を背負う先生に積極的に声をかけ、後押しができるよう共に活動しよう」と呼びかけた。

　冒頭、小池千秋会長があいさつ。前年度の全道大会などの活動を振り返り「コロナ禍においても研修に新たな光を見ることができた」と評価。６年度の全国大会に向けた準備が本格化する中「日々の実践の積み上げの先に大会がある。人と人とのつながりを大切に、他団体との連携を深めながら一歩一歩前進していきたい」と述べた。

　３年度研究活動報告などに続き、４年度研究大会の方向性、研究活動推進日程などを確認。

　４年度研究大会についてはコロナ禍の終息が不透明な状況を鑑み、これまで会場校を設定しての研究大会開催を見直し。１１月４日にホテルライフォート札幌で第７５回道研究大会および第３２回道生活科研究大会を開催することを確認した。研究授業に関しては、あらかじめ中学校２校、小学校社会科・生活科の計４本の授業を撮影し、大会当日の分科会で公開するとした。

　また、新たな研究主題として「主体的に社会に参画できる資質・能力の育成～個別最適の学びと協働での学びを通して」を設定。３ヵ年研究に取り組むとともに、６年１１月７～８日にホテルライフォート札幌で開かれる全国大会北海道大会に向けて準備を進めることを申し合わせた。

　役員改選では、飯間新会長を選出。飯間新会長は「やる気に満ちあふれ、未来の社会科教育を背負う先生方に積極的に声をかけ、後押しができるよう、共に活動に励みたい」と述べた。

　本年度役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝飯間博幸（札幌市篠路西中校長）―新

▽副会長＝長堀裕信（札幌市新川中央小校長）、佐藤芳明（札幌市新川中校長）―新、岩山明（札幌市西白石小校長）、藤王尚之（札幌市札苗北中校長）、下山敏晴（札幌市屯田北中校長）―新、遠山博雅（札幌市日章中校長）

▽事務局長＝美田学秀（札幌市元町中校長）―新

▽事務局次長（小学校筆頭）＝小林俊晴（札幌市清田南小教頭）

▽事務局次長（中学校筆頭）＝遠藤肇（札幌市栄南中教頭）―新

(関係団体 2022-05-02付)