北理研　４年度全道総会研修会　１１月に旭川で全道大会　本部・札幌支部　紺野会長再任

（関係団体 2022-05-02付）

オンラインを合わせて６８人が参加

　道小学校理科研究会（北理研）は４月中旬、ホテルライフォート札幌で４年度全道総会研修会を開いた。集合形式とオンラインとのハイブリットで開催し、合わせて６８人が参加。４年度事業計画には、第６９回全道大会（旭川大会）第２回支部長研究部長研修会を１１月１～２日、第１７回冬季研究大会を来年１月１３日に開くことなどを盛り込んだ。役員改選では、本部、札幌支部共に紺野高裕会長の再任などを決めた。

　紺野会長があいさつ。北理研において、理科授業におけるＩＣＴタブレットの活用の在り方を研究に組み入れ、全道大会や冬季研でも取り上げ、協働的な学びの充実や問題解決の深まりにつながる有効な活用法について研究を進めてきたことを報告。その上で、各会員に対して「貪欲にタブレットやＩＣＴについて研修するとともに、各校で苦手な教員でも活用できるようにサポートしたり有効な活用法について情報を提供したりするなど、学校に貢献する存在、頼りになる存在であってほしい」と期待。

　続いて、札幌市教委教育課程担当課の鈴木圭一企画担当係長が来賓あいさつ。これまで同様に、自然の事物現象を子どもがどのように捉えるのか、問題解決の過程で何を乗り越え何につなげるのかについて、子どもの目線での主体的な問題解決を追究することや、ＩＣＴの効果的な活用、新たな視点での教材開発など子どもの可能性を引き出す新しい時代の理科の学びを追究することなどを求めた。

　３年度本部および各支部の業務報告のあと、４年度の活動計画などについて審議。４年度の研究研修活動について、全道研究テーマ「“子ども主体の問題解決”を問い直す」、札幌支部研究主題「協働的に新たな価値を創造する問題解決」のもと、コロナ禍にあっていかに北理研の活動を充実発展させ、新たな仲間を増やしつつ理科の授業改善、研究の進化、子どもの資質・能力の育成につなげていくか、会員みんなで知恵を出し合い取り組んでいくことなどを掲げた。

　事業計画では、５月６日に春の学習会、７月２９日に第１２回理科実験研修会、１０月７日に第７回札幌支部研究大会の開催を予定。また、第６９回全道大会（旭川大会）第２回支部長研究部長研修会を１１月１～２日に、第１７回冬季研究大会を来年１月１３日に開くことを盛り込んだ。

　役員改選では、本部、札幌支部ともに紺野会長を再任した。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝全て校長、敬称略＝

▼本部

▽会長＝紺野高裕（札幌市北九条小）

▽副会長＝品田智巳（札幌市前田北小）、香西尉男（札幌市本通小）―新、田邊芳明（札幌市山鼻南小）―新、髙橋吉隆（函館市万年橋小）―新、三木勝仁（旭川市旭川第三小）―新、佐々木豊（釧路市釧路小）、齊當あけみ（遠軽町白滝小）―新

▽事務局長＝松田諭知（札幌市北白石小）

▼札幌支部

▽会長＝紺野高裕（札幌市北九条小）

▽副会長＝品田智巳（札幌市前田北小）、香西尉男（札幌市本通小）―新、田邊芳明（札幌市山鼻南小）―新

▽事務局長＝松田諭知（札幌市北白石小）

(関係団体 2022-05-02付)