道中　第９５回総会研修会　連携・協働で改革の輪広げ　野﨑会長　新時代担う力高め

（関係団体 2022-05-06付）

３年ぶりの会場開催となった

　道中学校長会は４月２８日、ホテルライフォート札幌で第９５回総会・研修会を開いた。第７３回全日本中学校長会研究協議会北海道（札幌）大会の開催準備など本年度の事業計画や野﨑均会長をはじめ役員体制を承認。野﨑会長は、全国の校長や関係機関・団体と連携・協働し、教育改革の輪を広げるよう呼びかけた。

　本年度の役員体制の承認に続き野﨑会長があいさつ。「教育改革の流れをつかみ、自らの責任で時代にふさわしい教育を推進し、教育の真価を示さなければならない」と校長の責務を強調し、関係機関・団体のほか、全日中研究協議会北海道（札幌）大会を通して全国の校長と連携を深める考えを表明。本年度のキャッチフレーズ「連携・協働し　新たな時代を担う道中」を掲げ「一人ひとりが取り組む中で様々な連携と協働を生み出し、教育改革の輪を広げ、新たな時代を担う力を高め合ってほしい」と求めた。

　来賓あいさつでは道教委の倉本博史教育長が登壇。①感染症対策と学びの保障②子どもたちに必要な力を着実に身に付けさせる教育活動と学びの環境づくり③北海道への誇りと愛着を持ち未来を開く人づくり―の３点を要請し、いじめの未然防止・早期発見・早期対応に取り組むよう求めた。　続いて道教委の中澤美明学校教育局指導担当局長が「子供たちの健やかな成長と学びを保障するために」と題して講話した。

　議事では本年度の事業計画を決定。研究大会開催に向け札幌市中学校長会との連携を密に準備を進めるほか、学びの保障とＧＩＧＡスクール構想の現状を把握する調査を実施するとした。

　本年度の役員体制はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝野﨑均（登別市緑陽）―新

▽副会長＝越田公美（札幌市東月寒）―新、藪智樹（余市町東）―新、藤田智哉（留萌市留萌）―新、玉置英樹（厚沢部町厚沢部）―新、本川敬一（釧路市幣舞）―新

▽事務局長＝笹川恒春（札幌市北栄）―新

▽事務局次長＝三浦英悟（札幌市琴似）―新、森田聖吾（旭川市忠和）―新

▽会計理事＝村上俊一（小樽市向陽）

▽運営委員＝岡本清豪（小樽市北陵）―新、田中幸治（小平町小平）―新、長谷川秀雄（函館市桔梗）―新、盛永明寿（浦河町浦河第一）―新、水野秀哲（釧路町富原）―新、新津智哉（札幌市西陵）―新

(関係団体 2022-05-06付)