札幌市　市内で教育旅行や合宿　貸切バスの経費助成　上限１台５万円１校３０万円

（札幌市 2022-04-28付）

　札幌市経済観光局は、市内で教育旅行や合宿を実施する学校に対し、貸切バスの経費助成の申請を受け付けている。上限は貸切バス１台当たり５万円、１校当たり３０万円となっている。予算上限に達し次第、終了となる。

　同局では、新型コロナウイルス感染症によって低迷している教育旅行等の需要回復を図るため、昨年から教育旅行で使用する貸切バスの経費助成金を交付。本年度は合宿での貸切バスも助成の対象に追加した。

　対象となるのは、５月９日から来年２月２８日までに実施する教育旅行と合宿。教育旅行は、市内で見学や体験を実施し、市内で１泊以上宿泊することが条件となる。

　合宿の申請条件は①１１人以上が参加し、市内で１泊以上すること②各種大会やイベント、会議などの参加に伴う宿泊ではないこと―の２点となっている。

　また、道が実施する教育旅行支援事業との併用は可能だが、その他の助成事業との併用はできない。

　助成金は、貸切バス１台当たり５万円が上限で、５万円以下の場合は実費を上限とする。１校当たりの上限は３０万円。

　申請は、市のホームページにある申請書に必要事項を記入し、郵送（〒０６０―０００３　札幌市中央区北３条西１丁目１―１　札幌ブリックキューブ６階　名鉄観光サービス＝札幌支店「貸切バス助成金担当」）または、メール（kyoryo―bus@mwt.co.jp）で受け付ける。

(札幌市 2022-04-28付)