学び続ける姿勢を　上川へき・複連　総会研修会　再任の温泉委員長　重要性説く

（関係団体 2022-05-17付）

再任となった温泉委員長

　【旭川発】上川へき地・複式教育研究連盟（温泉敏委員長）は４月下旬、４年度総会研修会をオンライン開催した。上川教育研修センターから配信。温泉敏委員長は、教職員として情報収集に努め、学び続ける姿勢の重要性を強調した。

　冒頭、温泉委員長があいさつに立ち、ＧＩＧＡスクール構想も２年目に入り、令和の日本型教育の推進という喫緊の課題があることを指摘。教職員として情報をキャッチアップして学び続けていく姿勢の大切さを訴えた。

　議事に移り、事務局、研究部、事業部、経営部が３年度活動報告を実施。会計決算および監査報告とともに承認した。

　４年度活動計画では、９月１４日の第７１回全道へき地複式教育研究大会胆振大会への参加のほか、１１月８日に教育実践発表会、５年１月１３日に経営研修会を実施する予定とした。

　研究部では、本年度の研究主題を「主体的・協働的に学び、ふるさとへの誇りと愛着を持った人間性豊かな子どもの育成～児童生徒一人一人が仲間とつながり、地域とともに『生きる力』を伸ばす学校・学級経営と学習指導の充実を目指して」と設定。また研究の視点として「学校・学級経営の深化・充実」「学習指導の深化・充実」の２つを掲げた。

　このあと役員改選を行い、温泉委員長を再任した。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽委員長＝温泉敏（美瑛町美沢小校長）

▽副委員長＝太田健（北部・名寄市智恵文小校長）―新、荒谷卓朗（中部・東川町東川第一小校長）―新、長岡勇樹（南部・占冠村トマム学校長）―新

▽事務局長＝森広明（士別市多寄小校長）

(関係団体 2022-05-17付)