札中英研　４年度総会　会長に石山中・木村校長　１０月に第９回研究大会

（関係団体 2022-05-17付）

木村新会長

　札幌市中学校英語教育研究会（札英中研）は１３日、中島体育センターで４年度総会を開催した。３年度の報告事項を確認したほか、本年度の活動方針・事業計画案を審議。１０月に第９回市中学校英語教育研究大会の開催などの年間計画を承認した。新会長には、札幌市立石山中学校の木村嘉宏校長が就いた。

　開会に伴い、木村会長があいさつ。「学習指導要領の全面実施や学習評価の改善、小中高の１人１台端末など、小・中・高校が一体感を持って改善・充実を図ることが重要」と強調した。

　その上で「会員の研修による指導力向上へのニーズは高まっている。実践の交流などを通して、会員一人ひとりが刺激を受け、絆が深まるような研究会として発展してほしい」と呼びかけた。

　引き続き、木村会長が本年度の事務局体制と活動について説明。活動では「研究活動を積極的に発信していく広報活動の充実」「会員であることのメリットを実感できる体制」など５つを重点として示し、研究活動を推進していくこととした。

　事務局・事業部・研究部・広報部・庶務部の代表者が各部の活動計画を説明したあと、本年度の研究主題を確認。主題は「主体的で、対話的な深い学びを体現する生徒の育成～いきいきと粘り強く学び続ける生徒を育成する視点からの授業改善」に設定。重点では「思考・判断・表現を繰り返し、資質・能力を高める授業づくり」「学びの多様性を保証する効果的なＩＣＴの活用」など４つを掲げた。

　つぎに本年度の研究大会等について協議。１０月に予定している第９回市中学校英語教育研究大会では、オンラインでの開催に切り替えた場合の対応などについて意見を交わした。

　このほか、模擬授業などで英語教育の知識を深めることを目的にしたワークショップなどの開催について確認した。

　本年度の役員体制はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝木村嘉宏（石山中校長）―新

▽副会長＝今野洋介（厚別中校長）、泉雅仁（信濃中校長）、大道弘孝（北野台中校長）、今川義昭（明園中校長）、佐藤克己（太平中校長）、菊池浩樹（東栄中校長）、藤倉悟（平岸中校長）、伊藤公一（真栄中校長）、三上寛晃（厚別北中校長）―新、佐々木豊文（星置中校長）―新

▽事務局長＝関根昌彦（月寒中教頭）―新

(関係団体 2022-05-17付)