全国高校総体の成功を　知見生かしコロナに対応　道高体連

（関係団体 2022-05-18付）

駒井会長

　道高校体育連盟（道高体連）は１０日、ホテルライフォート札幌で４年度総会を開いた。役員改選で再任となった駒井博和会長は５年度に開催される全国高校総体について「開催まであと１年。３６年ぶりの本道開催の成功に向け協力を」などと呼びかけた。

　はじめに役員選考委員会が４～５年度の役員を提案。再任となった駒井会長があいさつに立ち「新型コロナウイルスによって一昨年はインターハイが史上初の中止。前年度は何とか開催した」と振り返り「この知見を生かし、高校時代の貴重な経験となり、また思い出ともなる大会を安全・安心に開催したい」との考えを示した。

　また、指導者による体罰や加入者の減少、働き方改革など課題が山積していることに触れ「関係各所と連携を図りながら、課題解消に向け積極的に取り組んでいきたい」と述べた。

　さらに、５年度に開催される全国高校総体について「開催まであと１年。３６年ぶりの本道開催の成功に向け、ぜひ協力を」と呼びかけた。

　議事に入り、本年度事業計画等を承認。各種目の全道高校体育大会の期日および当番校、全国高校総合体育大会の日程・競技会場、全道高校大会等の共催予定などを決定した。

　４～５年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝駒井博和（札幌白石校長）

▽副会長＝吉田岳夫（札幌手稲校長）、町田英謙（札幌東豊校長）―新、大浦充（恵庭南校長）―新、相沢克明（市立札幌旭丘校長）―新、髙倉利一郎（東海大付属札幌校長）―新

▽監事＝澤田信夫（札幌東商業校長）、堀野智宏（市立札幌啓北商業校長）

▽事務局長＝土居昌彦（札幌白石教諭）

(関係団体 2022-05-18付)