道公教　第５７回総会研修会　会長に八田氏（札幌光陽小）　小樽大会の開催方式検討

（道・道教委 2022-05-18付）

道公立学校教頭会・八田博之会長

　道公立学校教頭会は１３日、札幌パークホテルで第５７回総会研修会を開催した。新会長に札幌市立光陽小学校の八田博之教頭を選出するなど本年度の役員体制を承認。第５５回道公立学校教頭会研究大会小樽大会（９月１６・１７日）を盛り込む事業計画を決定した。

　開会に当たり山口貴治前会長は、ＧＩＧＡスクール構想の実現や教員の人材育成、感染症対策など山積する本道教育の課題に対応するため「全国公立学校教頭会と連携しながら北海道の教育に資する課題解決へ歩みを続けたい」と述べた。

　来賓あいさつでは道教委の池野敦教育部長、札幌市教委の長谷川正人学校教育部長が祝辞を述べた。

　議事では４年度の活動計画を決定。第１５次３ヵ年継続研究の最終年度を迎える研究活動を推進し、第５５回道公立学校教頭会研究大会小樽大会の開催へ準備を進めていく。開催方式は参集、オンライン、ハイブリットの３種類を検討し、６月に方向性を固めるとした。

　役員改選も行い、新役員を代表して八田新会長があいさつ。「微力ながら会の運営に力を尽くしたい」「全道１７９市町村の１５００人以上の教頭・副校長の力を借してほしい」と述べた。

　最後に総会研修会宣言を採択。ＩＣＴ教育環境整備等による学習保障、子どもの健康を守るための人的・物的支援の拡充継続など６点に積極的に取り組むことを誓った。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝全員新任、敬称略＝

▽会長＝八田博之（札幌市光陽小）

▽副会長＝小寺友興（小樽市手宮中央小）、越野崇（東川町東川中）、宮前由一（函館市湯川中）、三國均（岩見沢市光陵中）、高橋健司（別海町別海中央小）、山口貴治（札幌市新川中）

▽事務局長＝深澤一寛（札幌市南の沢小）

(道・道教委 2022-05-18付)