道高Ｐ連　ハイブリッド形式で総会　会長に村井氏　旭川東Ｐ　１１日　遠隔で釧路・根室大会

（関係団体 2022-06-08付）

村井新会長

　道高校ＰＴＡ連合会は４日、ホテルロイトン札幌で４年度総会を開いた。事業計画では、１１日に第７１回道高校ＰＴＡ連合会大会釧路・根室大会をオンライン開催することなどを確認。このほか、７月には道教委教育長との懇談などを盛り込んだ。役員改選では、新会長に旭川東高校ＰＴＡの村井為敦氏を選出した。

　総会は、ロイトン札幌を主会場に、オンラインを使用したハイブリッド形式で実施した。

　開会に伴い、海道剛哲会長があいさつ。「新型コロナウイルス感染症の影響で過去２年間の活動が十分に行えないこともあったが、本年度は対面での活動が増加しているとの報告もある」と述べ、今後の各地における充実したＰＴＡ活動に期待した。

　議事では、前年度の事業や監査に関する報告が行われ、承認。引き続き本年度の役員体制案を審議した。

　新会長には、旭川東高ＰＴＡの村井氏を選出した。副会長は３人を再任。２人が新任となった。

　基本目標には「北海道の高校におけるＰＴＡ活動を通じて、社会教育・家庭教育の充実および学校教育との連携に努め、北海道の次世代を担う青少年の健全育成と生涯学習社会の形成に寄与する」を掲げた。

　事業方針では、「子どもたちが健全に成長し、未来を開くための事業を展開する」など５つを設定した。

　事業計画では、１１日に釧路プリンスホテルを主会場に、第７１回道高校ＰＴＡ連合会大会釧路・根室大会をオンラインで開催する。大会主題は「新時代をひらく若者を共に支えよう～本音の語らいから生まれるPTAの活力」。

　また、高校教育振興対策事業として、７月に道教委教育長との懇談と関係部局担当者との懇談会などを盛り込んだ。

　最後に、村井新会長があいさつ。「ことしも活動や研修が限られる場面もあるかもしれないが、今回の全道大会を学びの良い機会にしてほしい」と述べ、大会への積極的な参加に期待を寄せた。

　本年度の役員体制はつぎのとおり。　　＝敬称略＝

▽会長＝村井為敦（旭川・旭川東Ｐ）―新

▽副会長＝髙橋憲司（胆振・苫小牧西Ｐ）、金井禅（石狩・札幌西陵Ｐ）、海老田憲人（石狩・市立札幌新川Ｐ）、辻麻紀（石狩・江別Ｐ）―新、林正憲（校長会・札幌北高校長）―新

▽監事＝奈良賢祐（釧路・釧路北陽Ｐ）、堀川貴庸（十勝・帯広南商Ｐ）、遠藤卓（日高・静内Ｐ）―新

(関係団体 2022-06-08付)