道高校長協会商業部会など　全国の切符懸け熱戦　ビジネス計算・情報処理競技大会

（関係団体 2022-06-09付）

３年ぶりに参集しての開催となった

　道高校長協会商業部会（澤田信夫部会長）と全国商業高校協会は３日、ホテルライフォート札幌で「第７５回道高校ビジネス計算競技大会兼第６９回全国高校ビジネス計算競技大会北海道予選」と「第３５回道高校情報処理競技大会兼第３４回全国高校情報処理競技大会北海道予選会」を開催した。生徒は日ごろの練習の成果を発揮し、全国大会の出場権を懸けて競い合った。

　会場で参集しての開催は３年ぶり。両予選を合わせて、道内各地から８７人が参加した。

　ビジネス計算競技の開会式では、珠算競技・電卓競技の前年度優勝校・準優勝校の代表者が優勝旗と優勝杯を返還した。

　つぎに、藤田和秀大会委員長があいさつ。「日ごろとは違う緊張感の中で力を発揮するのは大変なことだが、緊張を前向きに捉えることや、練習で得た粘り強さは今後の社会生活でも重要なものになる」と呼びかけた。その上で「最高の結果を想像して最後まで頑張り、後悔のない大会にしてほしい」と激励した。

　選手宣誓では、函館商業高校の小野寺理子さんが、大会関係者への感謝を述べた上で「正々堂々戦い抜くことを誓います」と力強く宣言した。

　競技の結果、ビジネス計算の珠算競技では札幌東商業高校、電卓競技では函館商業高校が団体戦の全国大会出場権を獲得した。情報処理競技では、岩見沢緑陵高校が全国大会に出場する。

　全国大会は、計算競技が７月２９日に東京都、情報処理競技が７月３１日に千葉県で予定されている。

　全国大会の出場校と出場者はつぎのとおり。

　　　　　　　＝敬称略＝

【ビジネス計算競技】

▼団体（珠算競技）

▽札幌東商業

▼個人

▽山口希空（帯広南商業２年）

▽小林芽衣那（函館商業３年）

▼団体（電卓競技）

▽函館商業

▼個人

▽猪野亘（旭川商業１年）

▽嶋田桃葉（旭川商業３年）

【情報処理競技】

▼団体

▽岩見沢緑陵

▼個人

▽田中蒼天（札幌東商業３年）

▽松浦由季奈（帯広南商業３年）

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情報処理競技の優勝杯を返還する生徒

(関係団体 2022-06-09付)