オホーツク校長会　理事会等開く　授業改善　具体的道筋示して　佐藤義務教育指導監が講話

（関係団体 2022-06-10付）

講話する佐藤義務教育指導監

　【網走発】オホーツク管内校長会（緒方隆人会長）は７日、北見市内の端野町公民館で４年度第２回理事会・第１回評議員会合同研修会議を開いた。オホーツク教育局の佐藤大義務教育指導監が講話し、授業改善に組織で取り組むために「“何を”“どのように”“いつまで”やるか」など、具体的な道筋を示す重要性などを説いた。

　佐藤義務教育指導監は、組織的に取り組む授業改善などをテーマに講話。

　授業改善に向けては、大切なこととして「管理職が“どんな授業にしたいか”というイメージを持つこと」を提示。研修部、コアチーム、教科部会、各学年などを通して「そのイメージを共有することが大事」と述べた。

　また、組織で取り組むために職員室の雰囲気づくりを並行して行っていく重要性を示し「組織をつくっただけでは駄目。“何を”“どのように”“いつまで”やるかという具体的な計画を示さなければ組織は動かない」と強調した。

　最後に「授業改善は学校改革に等しいものだと思う」と自身の考えを。「今こそ、みんなで本気になってオホーツクの子どもたちの学びについて取り組んでほしい。各校が力を合わせ、連携して取り組めば必ず成果が出るはず」と期待した。

　講話後、本年度の活動方針、各部事業計画、当面する問題などの議事について話し合った。

(関係団体 2022-06-10付)