オホーツク校長会　市町村連絡協議会　情報共有し課題明確に　コロナ対応などグループ協議

（関係団体 2022-06-10付）

１８市町村の校長会長が出席

　【網走発】オホーツク管内校長会（緒方隆人会長）は７日、北見市内の端野町公民館で４年度第１回市町村校長会長連絡協議会を開いた。新型コロナウイルス感染症対応、ＧＩＧＡスクール構想、働き方改革など直面する教育課題について協議し、今後の学校経営の充実に生かした。

　緒方会長は開会あいさつで、年度当初に掲げた「“チームオホーツク管内校長会”として取組を推進する」ことに触れ「そのためには、情報を共有すること、課題を明確にすること、それに対してみんなで知恵を出し合って解決に向かうこと、これが大切」と強調。「きょうの会議の内容が今後の学校推進に生かせれば」と期待した。

　続いて、教育課題に関し協議。これまで、代表市町村による発表と全体協議のみだったが、より話し合いが深まるよう、今回から新たにグループ協議の場面を取り入れた。

　議題は①４年度当初人事②新型コロナウイルス感染症対応にかかる教育課程上の課題③ＧＩＧＡスクール構想実施状況とその課題④働き方改革⑤その他―の５点。

　①では、市町村教委との連携の重要性、期限付教諭などの人材確保、教頭候補者の発掘や人材育成などが話題に上がった。

　②では、オンライン授業の実施状況、行事での工夫などについて交流。③では、端末の持ち帰りや授業での活用状況、教職員研修の実施などを話し合った。

　④では、コアチームを中心とした働き方改革の推進、校務支援システムなどＩＣＴを活用した業務の効率化といった取組が挙がった。

　⑤では、部活動の地域移行、人材育成など様々な課題について交流した。

(関係団体 2022-06-10付)