道教委へ文教施策要望書手交　８分野６４項目を要望　道都市教委連・道都市教育長会

（関係団体 2022-06-14付）

檜田会長(左)が池野部長に要望書を手渡した

　道都市教育委員会連絡協議会（檜田英樹会長）と道都市教育長会（同）は１０日、道庁別館で５年度文教施策に対する要望書手交式を執り行った。新型コロナウイルス感染拡大による修学旅行キャンセル料支援など、新規５項目を含む８分野６４項目について道教委に要望した。

　檜田会長（札幌市教委教育長）が道教委教育委員会室を訪れ、道教委の池野敦教育部長、山本純史総務政策局長、荒川裕美教育政策課長が対応した。

　檜田会長が「３５都市それぞれの教委が抱えている課題をまとめた６４項目の施策について、検討・配慮をお願いする」とあいさつし、コロナ禍による修学旅行のキャンセル料支援やバリアフリー整備に係る配分基礎額の改善、道立高校や生徒への支援、公立夜間中学の全道への展開への支援など、新規５項目を含む８分野６４項目を盛り込んだ要望書を池野部長に手渡した。

　池野部長は、学力・体力向上や、いじめ防止、働き方改革、情報化、新型コロナウイルスへの対応など、諸課題の解決に引き続き努めるとともに「全道どの地域でも質の高い学びができ、変化の激しい時代に対応し、主体的に持続可能な地域を担う人材を育成していくため、学校教育・社会教育の両輪で、これまで以上に皆さま方と一体となって取り組んでいきたい」と述べ、一層の連携・協力を求めた。

(関係団体 2022-06-14付)