東１６丁目フリッパーズ　全国制覇へ決意新た　軟式野球全国大会前に札幌市を訪問

（札幌市 2022-07-29付）

全国大会での躍進を誓う選手たち

　８月に開幕する高円宮賜杯第４２回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメントに南北海道代表として出場する東１６丁目フリッパーズのナインが２６日、札幌市役所を表敬訪問した。主将の松田来翔さん（６年）は「全国制覇を目指して頑張りたい」と力強く抱負を語った。

　東１６丁目フリッパーズは、６月２５～２７日に蘭越町およびニセコ町で開かれた南北海道大会に出場。各支部を勝ち上がった強豪１４チームによるトーナメントを制し、２年ぶり８度目の優勝を飾った。

　この日は、８月８日から東京都内で開かれる第４２回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメントを前に、笹谷武志監督、伊藤拓海コーチ、松田主将ら選手１４人が市役所を訪れ、石川敏也副市長、佐藤美賀スポーツ部長にあいさつした。

　笹谷監督は、コロナ禍で中止となった一昨年の全国大会や、決勝で敗れ出場がかなわなかった昨年を振り返り「悔しい思いをした先輩の姿を見て育った選手たちが、努力して夢をつかんでくれた」とナインの成長を喜んだ。全国大会を前に「南北海道代表として頑張りたい」と話した。

　松田主将は「全国制覇を目指して頑張りたい」と抱負。エースの相良怜斗さん（６年）は「南大会優勝チームとして恥じないよう頑張りたい」、内野手の田中陽翔さん（６年）は「全国では強い打球がくると思う。逃げずに止めたい」、外野手の森翔大朗さん（６年）は「いつもより打球が多く飛んでくると思う。必死で頑張りたい」と意気込んだ。

　石川副市長は、南北海道大会優勝を祝うとともに「日ごろの練習成果を精一杯発揮して、監督やコーチ、両親への感謝を忘れずはつらつとプレーし、賜杯に届くよう頑張ってほしい」と激励した。

　チームは来月８日に移動し、９日に岩手代表のチームとの初戦に挑む。

(札幌市 2022-07-29付)