３定道議会一般質問（２２日）　プラットフォーム官民連携し発足へ　振興局単位で検討　ひきこもり支援窓口

（道議会 2022-09-28付）

　ひきこもり支援対策に関し、市町村への相談窓口の設置の働きかけなどについて質疑が行われた。

　京谷栄一保健福祉部長は「道では、各市町村にひきこもりに関する相談窓口の設置を働きかけ、これまで９割で設置されている」と説明。「未設置の市町村に対しては相談体制が早期に整うよう、引き続き設置の必要性について理解の促進を図っていく」と述べた。

　また「併せて官民連携によるプラットフォームを早期に立ち上げ、まずは本年度中に振興局単位で連携体制や支援方策などを検討・協議する場を設置することとしている」との考えを示し、今後は「このプラットフォームが把握する、生活に困窮しているひきこもりの方々について、ひきこもり成年相談センターや保健所が連携して支援を行っていく」と述べた。

　さらに、ひきこもり支援に関する基本的な対応方針について「他都府県の効果的な事例などを収集しつつ、来年度見直すこととしている道障がい福祉計画に反映していく」と述べた。

　檜垣尚子議員（自民党・道民会議）の質問に対する答弁。

(道議会 2022-09-28付)