毎月虐待等の調査

（道議会 2022-10-05付）

３定道議会予算特別委（９月３０日）　毎月虐待等の調査　登録は１０大学７５人　ユースプランナー

　ユースプランナー制度に関し質疑が行われた。

　道保健福祉部子ども未来推進局の菊谷克己子ども子育て支援課長は、ユースプランナー制度について「少子化対策や子どもの貧困、児童虐待など子ども政策に関するアンケート調査への回答やアイデアの提案、各種政策やイベント等の情報拡散に協力してもらえる大学生をユースプランナーとして登録する制度を創設し、８月から意向調査や情報提供を開始した」と説明。

　現在の登録状況について「制度の企画・立案や運用に当たっては、子ども未来推進局が設置した若手職員によるプロジェクトチームを活用していくこととしており、学生の募集に当たってもチームメンバーが中心となって道内各大学に直接出向き、学生や大学関係者に制度の概要説明などを行い、募集を呼びかけ、現在１０大学７５人の学生が登録している」と述べた。

　また、これまでの取組について「８月にキックオフ・ミーティングを開催するとともに、ヤングケアラーをテーマとしたアンケート調査や、新たに開設した相談窓口に関する情報提供を実施した」「アンケート調査の回答では、ヤングケアラー本人のための相談体制の確保や経済面、ウェブを活用した学習面での支援等に関する意見が寄せられていることから、今後の支援策の検討に生かしていく」「９月には結婚・妊娠・出産をテーマにアンケート調査を実施し、現在結果の取りまとめを行っている」と説明。

　今後について「子どもの貧困や児童虐待防止などをテーマに設定し、月に１回のアンケート調査のほか、各種イベント情報や強化月間等の情報提供を随時行っていく」との考えを示した。

　太田憲之委員（自民党・道民会議）の質問に対する答弁。

(道議会 2022-10-05付)