3定道議会予算特別委員会(9月30日) 全市町村で設置へ 6年度まで目標に 支援制度の周知も 子の居場所づくり (道議会 2022-10-05付)
子どもの居場所づくりについて質疑が行われた。
保健福祉部子ども未来推進局の竹澤孝夫局長は「信頼できる大人との出会いや他世代との交流の場所として学習支援、食事の提供、遊びなどを行う子どもの居場所は、心身共に健やかな成長のために必要かつ重要」との考えを示した。
手塚子ども子育て支援課自立支援担当課長は、4月末における子どもの居場所の設置状況について「総数は全道で369ヵ所、種別ごとでは重複するものを含め子ども食堂271ヵ所、学習支援122ヵ所、レクリエーションなど116ヵ所となっている」と説明。
近年徐々に設置市町村数が拡大してきている一方、課題として「感染防止の観点から子どもたちが集まることが難しいことや、食事の提供を自粛すること、物価高騰等によって食材や資材の確保が難しくなってきていること」などを挙げた。
鈴木少子高齢化対策監は「第2期子どもの貧困対策推進計画において、6年度までに全市町村での子どもの居場所設置を目標としており、感染症の長期化や物価高騰の影響について事業者の方々の声も聞きながら必要な支援に取り組んでいく」「未設置市町村に対し運営費助成などの支援制度を周知し、積極的な活用を語りかけながら、貧困状態に置かれている子どもや家庭の支援の充実に努めていく」との考えを示した。
赤根委員の質問に対する答弁。
(道議会 2022-10-05付)
その他の記事( 道議会)
3定道議会予算特別委員会(10月4日) PR資料配布等 防災教育を推進 ネイパル防災A・P
ネイパル防災A・P(アクティブ・プログラム)が取り上げられた。 同プログラムは、地震、津波、火山噴火などの災害発生時に備え、子どもたちが自ら安全に行動できる力や避難所で被災者の支援に積...(2022-10-07) 全て読む
道教委 現場のいじめ対応に 支援ツール月内に配布 点検リストや分析シートなど
道教委は、いじめ対応のフローチャートや早期発見のチェックリスト、分析シートなどをまとめた「いじめ対応支援ツール」を新たに作成し、10月中に各学校に配布する。いじめ事案の初期対応や組織的な対...(2022-10-06) 全て読む
道議会質疑一般質問(6月22日)
【質問者】 ▼桐木茂雄議員(自民党・道民会議) ▼中野渡志穂議員(公明党) ▼太田憲之議員(自民党・道民会議) ▼浅野貴博議員(自民党・道民会議) ▼久保秋雄太議員(自民党・道民会...(2022-10-06) 全て読む
3定道議会予算特別委員会(9月30日) スポーツクラブ 設立地域で促進 運動部活動地域移行
スポーツの振興について質疑が行われた。 環境生活部スポーツ局の阿部真之スポーツ振興課長は、スポーツ施策の課題として「今後、学校部活動の段階的な地域移行も進められることから、地域のスポー...(2022-10-05) 全て読む
3定道議会予算特別委員会(9月30日) SNS活用など 補正予算で提案 夜間・休日対応も 若年妊婦への支援
若年妊婦等への支援について質疑が行われた。 手塚子ども子育て支援課自立支援担当課長は、予期せぬ妊娠などに対応する「妊娠SOS」について「相談窓口が全国各地で設置されており、道内では道立...(2022-10-05) 全て読む
3定道議会予算特別委員会(9月30日) 本年度末結果公表 就学前も合わせて 子の生活実態調査
子どもの生活実態調査について質疑が行われた。 保健福祉部子ども未来推進局の手塚和貴子ども子育て支援課自立支援担当課長は「道では3年度に北海道大学と共同で道内の小学生、中学生、高校生を対...(2022-10-05) 全て読む
3定道議会予算特別委員会(9月30日) 先進事例を提供 実地で改善指導 園児置き去り問題
園児のバス置き去り問題に関し質疑が行われた。 菊谷子ども子育て支援課長は「現在、道内の保育所、認定こども園、幼稚園、認可外保育施設など2400ヵ所を対象に送迎バスの有無や送迎時の安全管...(2022-10-05) 全て読む
道議会質疑 一般質問(6月21日)
【Q 質問Question A 答弁Answer P 指摘Point out O 意見Opinion D 要望Demand】 【質問者】 ▼林祐作議員(自民党・道民会議) ▼安藤邦夫議...(2022-10-03) 全て読む
道議会質疑 一般質問(6月17日)
【質問者】 ▼池本柳次議員(民主・道民連合) 【答弁者】 ▼鈴木直道知事 ▼鈴木一博保健福祉部少子高齢化対策監 ▼倉本博史教育長 ◆子育て支援 Q池本議員 厚生労働省が発表した...(2022-09-28) 全て読む