複数道立校でモデル的取組 生理用品の配置
(道議会 2022-11-30付)

 家庭の経済的理由等で生理用品が購入できないなど「生理の貧困」対策が取り上げられた。   

 唐川智幸学校教育監は、NPO団体等からの寄付によって既にトイレに生理用品を設置している道立学校を訪問して聴取したところ、生徒や保護者から好意的に受け止められているなどの報告が上がっていると答弁。また、全国の都府県に保健室以外における生理用品の配置状況を調査した結果、15県が全学校、13県が一部の学校のトイレに生理用品を配置していることが分かったと述べた。

 全国的に取組が進んでいる状況を踏まえ、本年度中に学校規模が異なる複数の道立学校で生理用品をトイレ等に配置するモデル的な取組を実施する考えを示し「成果や課題等を把握しながら次年度の対応について引き続き検討していく」と答弁した。

 大越農子委員(自民党・道民会議)の質問に対する答弁。

(道議会 2022-11-30付)

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