札幌ノホロの丘小にレバンガ　みんなで楽しく踊ろう　チアダンスチームが来校

（札幌市 2023-03-20付）

児童たちは振り付けのポイントなどを学んだ

　札幌市立ノホロの丘小学校（鵜飼麻未校長）に２月２８日、プロバスケットボールチーム・レバンガ北海道の公式チアダンスチーム「パシスタスピリッツ」のメンバーが来校し、ダンスを指導した。３年生６８人に、レバンガがホームゲームで勝利したときのダンスナンバー「北の国から」などの振り付けのポイントをレクチャーし、ダンスや表現のの楽しさなどを伝えた。

　レバンガ北海道は、ＳＤＧｓの実現を目指す社会貢献プロジェクト「ＬＥＶＡＮＧＡ　ＡＣＴＩＯＮ」を展開。

　子どもの健やかな体の育成に向けた取組として、市教委と連携し選手による学校訪問プロジェクトを行っている。

　５年度からは、新たにパシスタスピリッツの学校訪問を始動する。市教委の「学校における運動機会の充実を図る環境整備推進事業」と関連させ、チアダンスの基本となる動きを指導しながら、子どもたちに表現やダンスの楽しさを伝えることを目指す。

　シーズンオフを迎える５月から６月ごろにかけて、希望する学校にメンバーを派遣する予定。今回は本格実施を前に、ノホロの丘小をモデル校として試行実施した。

　ノホロの丘小は、今回の活動を３年生体育「表現運動～表現・リズムダンス」の単元に位置付けて実施した。

　児童たちはこれまで「北の国から」の振り付けをベースに、北海道の魅力を表す動きを加えるなど表現を工夫する活動に取り組んできた。

　本時では、キャプテンのＲＵＲＩさん、副キャプテンのＭＯＭＯさん、ＭＩＹＵさん、ＮＯＡさんの４人を講師に迎え、より一層ダンスの楽しさに触れる機会とした。

　ＲＵＲＩさんらは、ハイブイ、キック、ターンなどチアダンスの基本となる動きをレクチャーしながら「北の国から」などを児童と共に踊り、ダンスの楽しさ、笑顔の大切さなどを伝えた。

　さらに、児童にオリジナルの振り付けを考えさせる場面を取り入れ「会場には上にも座席があるので、遠くから見ても分かる大きな振り付けにすると良い」などと助言した。

　児童たちは「ダンスが苦手だったけど、少しできるようになって良かった」「パシスタスピリッツの皆さんがダンスを分かりやすく教えてくれた」「常に笑顔を忘れずに踊ることができた」などと感想を話した。

(札幌市 2023-03-20付)