道社連　５年度総会　委員長に千葉氏　札幌三里塚小　１１月２４日に札幌大会開催

（関係団体 2023-05-24付）

決意を語る千葉新委員長

　道社会科教育連盟（道社連）は１３日、札幌市立円山小学校で５年度総会を開いた。本年度事業計画や新役員などについて審議。事業計画には、１１月２４日に札幌市内のかでる２・７で第７８回道社会科教育研究大会札幌大会を開催することや１１月と来年２月に開かれる全国小学校社会科研究協議会の参加などを盛り込んだ。役員改選では、新委員長に札幌市立三里塚小学校の千葉一博校長を選出した。

　開会に当たり、白崎正委員長があいさつ。前年度、２５年ぶりに開催した全小社研北海道大会について「北海道、札幌市の授業の質の高さ、子どもの発信力の高さなど北海道の教材化の力を全国にしっかり伝えることができた」と振り返った。

　また、自身が委員長に就任してからの３年間を振り返った上で「コロナ禍を越え、きょうからまた新たな３年間が始まる。今後、全道各地の実践を交流して、北海道の絆を強め、さらに前に進める３年間にしていただきたい」と期待を寄せた。

　議事に移り、４年度の事業や各部・各地区の年間活動報告を行ったあと、５年度事業計画を審議。１１月２４日にかでる２・７で第７８回道社会科教育研究大会札幌大会を開催することや、１１月９、１０日に開かれる全国小学校社会科研究協議会東京大会、来年２月２日に開かれる沖縄大会に参加することを確認した。

　続いて、河原秀樹研究部長が「社会とつながり、価値を創造する北国の子の育成～見方・考え方を鍛え、確かな社会認識をもとに未来を志向する社会科の学び」を研究主題とする新たな３ヵ年研究について発表した。

　役員改選では、委員長に三里塚小の千葉校長を選出。千葉新委員長は「本年度から新たな研究がスタートする。今後も子どもたちへの思いと、それを達成するための各地区の責任ある提案を大切にしていきたい」と決意を述べた。

　本年度の役員はつぎのとおり。

＝全員校長、敬称略＝

▽委員長＝千葉一博（札幌市三里塚小）―新

▽副委員長＝三浦一路（旭川市東五条小）―新、大西展史（白糠町庶路学園）―新、髙田智史（函館市北日吉小）―新、三和史朗（留寿都村留寿都小）、蟹谷正宏（愛別町愛別中）―新、松尾則明（札幌市清田南小）、橋本隆（札幌市川北小）、平澤淳志（札幌市円山小）―新、千葉敏雄（札幌市新琴似中）―新

▽監査＝塚田崇（羽幌町天売小中）―新、丹野聡（標津町川北小）―新

▽事務局長＝石川円（札幌市発寒南小）―新

(関係団体 2023-05-24付)