札幌平岡小で札幌国際大走り方教室　飛行機をイメージして　効果的な練習方法など学ぶ

（札幌市 2023-05-25付）

札幌国際大走り方教室

　札幌国際大学のＳＩＵスポーツクラブは５月上旬、市立平岡小学校（大滝和寛校長）で走り方教室を開いた。同大スポーツビジネス学科講師の粟野祐弥さんらが講師を務め、児童たちは運動会シーズンを前に効果的な練習方法や速く走るこつを学んだ。

　走り方教室は同大の地域貢献活動の一環で、本年度から本格的に始めたもの。運動会シーズンを前に、同大のある清田区の小学校を対象に実施した。

　この日は５・６年生１０７人が参加。同大スポーツビジネス学科講師で陸上部顧問の粟野さんと全学共通教育部准教授の安井政樹さんらが講師を務めた。

　はじめに児童らは、腕を大きく振りながらスキップをしたり、腿を高く上げながら走ったりして体の使い方を学んだ。

　続いて粟野さんは速く走るこつについて、スタート直後は目線を下に向け、徐々に体を起こして加速することを説明。「飛行機が飛び立つ様子をイメージして」と呼びかけると、児童たちはゴールを目指して一生懸命走った。

　５年生の児童は「スタートダッシュの仕方やコーナーの走り方が参考になった。運動会の徒競走では１位を取りたい」と笑顔を見せた。

　走り方教室は、美しが丘小学校と清田小学校でも行った。

(札幌市 2023-05-25付)