日教弘道支部5年度第1回運営委 最終受益者は子どもたち へき地校支援事業など推進(関係団体 2023-06-07付)
公益財団法人日本教育公務員弘済会北海道支部(船山純支部長)は5日、ホテルライフォート札幌で5年度第1回運営委員会をハイブリッド方式で開催した。「最終受益者は子どもたち」の志のもと、活動方針に「教育振興事業・福祉事業の充実とその推進」など3点を柱に設定。へき地学校教育支援事業第Ⅱ期など7項目の教育文化事業に取り組むことなどを決めた。役員改選では、船山支部長を再任した。
船山支部長はあいさつで、日教弘の誕生と使命、教弘保険の意義、道支部の事業資金などに触れ、関係者の協力に感謝の意を表した。一方で、少子高齢化の急速な進行に伴う教職員数の減少に危機感を示し「少子化の時代にあっても、日教弘の各種事業を続けるためにも、教弘保険加入による教育振興への寄与を伝えていく必要がある」と訴えた。
ジブラルタ生命保険(株)の内藤壮巳札幌西支社長があいさつに立ち「教職員の皆さんにより一層充実した情報やサービスを提供できるよう努力したい」と呼びかけた。
議事に移り、幹事・監査を選出し、船山支部長と栗田俊一事務局長兼専任幹事の再任を決めた。
4年度事業報告、決算・監査報告を承認したあと、5年度計画等について審議した。
活動方針は「最終受益者は子どもたち」の志のもと①教育振興事業・福祉事業の充実とその推進②事務局組織体制の強化と業務効率化の推進③関係団体・関係機関等との連携強化と組織の拡大―の3点を設定した。
事業計画では「奨学事業」「教育研究助成事業」「教育文化事業」「福祉事業」「共済事業」の拡大・充実に資する取組を確認。教育研究助成事業では、教育研究論文の募集や、教育研究実践校・教育研究団体・教育研究大会・教育事情視察研修への助成などを盛り込んだ。
教育文化事業では、へき地学校教育支援事業第Ⅱ期、学校図書助成、スポーツ用品セットを贈呈するスポーツパック、理数教育の推進や今日的課題解決への一助とする教材・教具を贈呈するスクールアシストパック、スポーツアスリートを派遣しスポーツ教室を開催するアスリート先生179などに取り組むことを申し合わせた。
教育研究実践校助成に関わっては、本年度助成校数を140校(園)と決定。内訳は、国公立幼稚園5園、小・中学校105校、公立高校22校、私立高校3校、特別支援学校5校を選考し、本道教育の振興・充実に寄与する。
◆船山支部長を再任
5年度の役員、運営委員はつぎのとおり。=敬称略、カッコ内は出身母体等=
▼役員
▽顧問=藤井俊徳(札幌市小)
▽支部長=船山純(道小)
▽幹事=大石幸志(道小)―新、石澤優子(道公立小・中・特女性管理職会)、小西俊之(道中)、木村佳子(道中)、大鐘秀峰(道高校長協会)、伊藤政勝(道特長)、上林宏文(道特長)―新、森田智也(道小会長)―新、三浦英悟(道中事務局長)―新、宮澤一(道高校長協会長)―新、須見千慶(道特長会長)―新、野田隆之(道公教会長)―新
▽事務局長兼専任幹事=栗田俊一(道中)
▽事務局次長・常任幹事=角野誠(道小)、宮下聡(道高校長協会)
▽事務局次長=越田公美(道中)
▽監査=松井光一(道小)、金谷康弘(道公立学校事務職員協会監事)、田中邦彦(道公立小中事務職員協議会監査)
▼運営委員(いずれも校長・園長、ただし事務職員協会、養護教員会を除く)
▽運営委員=月居忠文(北広島市西部小)、松本伸彦(岩見沢市岩見沢小)、中田恭太郎(真狩村真狩小)、谷口光伸(江差町江差小)、大橋宏朗(七飯町大沼岳陽学校)、瀧澤義守(登別市幌別中)、小嶋範彦(新ひだか町静内第三中)、伊澤理紀(陸別町陸別中)、齋藤超(釧路町別保小)、近藤康(別海町上西春別小)、川合伸幸(紋別市小向小)、蟹谷正宏(愛別町愛別中)、吉﨑健一(稚内市潮見が丘小)、亀田寛人(増毛町増毛中)、澤田慎也(苫小牧東高)、古川栄一(滝川高)、平野道雄(北見北斗高)、木幡かおる(旭川北高)、佐々木建(札幌養護)、佐藤公文(道教育大附属旭川幼)、徳田恭一(札幌市白楊小)、小澤保範(札幌市北辰中)、遠藤隆典(小樽市稲穂小)、寺本公彦(函館市八幡小)、森晶子(室蘭市地球岬小)、細部善友(苫小牧市開成中)、小野敦司(旭川市永山南小)、菅沼真弓(帯広市森の里小)、佐々木豊(釧路市釧路小)、佐々木一(共和町北辰小、道公立小中事務職員協議会)、酒井誠(札幌市東光小、札幌公立小中事務職員協議会)、山下尊子(札幌市平岡公園小、道公立小・中・特女性管理職会)、青田佳寿紀(札幌市手稲山口小、道特別支援学級・通級指導教室設置学校長協会)、温泉敏(美瑛町美沢小、道へき地複式教育研究連盟)、大平貢弘(白樺高等養護、道公立学校事務職員協会)、粟野洋美(札幌南高、道養護教員会)
(関係団体 2023-06-07付)
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