最先端の技術を体感　道建設部ＩＣＴ体験講習会　岩農高

（学校 2023-10-02付）

ドローン操作を体験する生徒

　【岩見沢発】岩見沢農業高校（野村博之校長）で９月１５日、道建設部によるＩＣＴ体験講習会が開催された。農業土木工学科１年生２６人が参加。生徒たちは最先端のＩＣＴ技術に関する座学やドローン操作体験を通じて建設産業への理解を深めた。

　講習会は、建設産業の担い手確保のため、高校生を対象に平成３０年度から実施。ＩＣＴ活用技術の座学やドローンの操縦体験によって、建設産業の最新技術を伝え、業界に対する理解を深めてもらうことを目的としている。

　はじめに、㈱スカイスパイスの成田泰士代表取締役が講義。ドローンの飛行が航空法によって規制されていることや国家ライセンス制度について説明したほか、様々な業種でドローンが活用されていることを伝えた。

　操縦体験に移り、講師の説明を受けながら生徒たちはドローンを操作。初めての操作に戸惑いながらも、指導者のアドバイスに従いドローン操作を楽しんだ。操作を体験した相田柊翔さんは「想像していたより難しかった。繊細な操作が必要だと感じた」と述べた。

　同校の三品歩教諭は「ドローンは建設業はもちろん、農業でも活躍する。今後、生徒たちが取り組むきっかけになれば」と話した。

(学校 2023-10-02付)