第５回トンボチャレンジカップ　平岡中央中が初優勝　８７校・７５チームが熱戦

（札幌市 2023-11-06付）

初優勝を飾った平岡中央中

　札幌市内中学校１・２年生の野球部員による軟式野球大会「第５回トンボチャレンジカップ」（札幌市中学校野球協議会主催）の決勝戦が１０月２８日、平岡中央中学校グラウンドで開かれ、熱戦の末、平岡中央中が羊丘中学校を６対３で下し初優勝。参加した７５チームの頂点に立つとともに、栄えあるトンボチャレンジカップを手にした。

　「チャレンジカップ」は札幌市中学校野球協議会加盟校における交流と技術の向上を図ることを目的に平成１９年度から開催。令和元年度からは環境奉仕活動や文化支援活動、スポーツイベントの応援などに尽力しているユニフォームメーカーの北海道トンボ㈱（藤原竜也代表取締役社長）の後援を得て「トンボチャレンジカップ」として実施している。

　大会は第５３回札幌市中学校軟式野球新人戦大会規則等を適用している。

　市内８７校から合同チームを含む７５チームが、１２会場に分かれ９月１８日の１次予選から試合を開始。今大会は、インフルエンザやコロナの関係で学級閉鎖、学年閉鎖に見舞われたチームもあり、運営側では試合進行に苦慮したという。

　熱戦を繰り広げた結果、平岡中央中、発寒中、西野中、羊丘中が勝ち上がり、１０月２８日の準決勝・決勝に臨んだ。

　晩秋の肌寒い天候ながら、平岡中央中対羊丘中の決勝戦は両チームとも気迫のこもった試合を展開した。２回裏に羊丘中が３点を入れ、リードしたものの平岡中央中が３、４、７回に得点を入れるなど打力で圧倒。また５人の投手による継投で羊丘中の追加点を許さず６対３で初優勝した。

　参加７５チームの頂点に立つとともに栄えあるトンボチャレンジカップを手にした。

　羊丘中は準優勝。発寒中、西野中が共に３位となった。

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準決勝・決勝の様子

(札幌市 2023-11-06付)