札幌市立校新採用事務職員研修検討へ　小中高特調整会が発足　１２日初会合　実施内容等協議

（札幌市 2023-12-22付）

　札幌市立学校の新採用事務職員研修の内容について検討する小中・高特連絡調整会が、今月立ち上がった。同研修の企画・運営が市教委教職員課から学校運営支援室に移管されることに伴い、全校種の事務職員が連携し、人材育成の充実を目指す。１２日、市内のＳＴＶ北２条ビルで初会合を開き、６年度に開催する新採用事務職員研修の実施内容（カリキュラム）などについて参加者間で話し合った。

　新採用事務職員研修は、札幌市立学校全校種の新採用学校事務職員を対象に、学校事務に従事する上で必要な基礎知識の習得や実務能力の向上等を目的に実施しているもの。

　これまで市教委が企画・運営を行っていたが、５年度後期から小・中学校事務の共同実施を総括する学校運営支援室に移管されている。

　現場の声をより一層反映させた研修プログラムを実施するため、全校種の事務職員が共同で実施内容を検討する連絡調整会を発足させた。

　１２日に開かれた初会合には、構成員として選ばれた事務長、事務職員８人が出席。新採用事務職員研修のカリキュラム、実施日程などについて話し合った。

　次回は来年１月１６日に開催し、引き続きカリキュラムの内容と講師選定方法について協議する予定。全校種の事務職員の資質・能力向上につながる研修を目指し、検討を進めていく考え。

(札幌市 2023-12-22付)