浦河町６年度予算案　スポセン改修を継続　浦河小長寿命化改修も

（市町村 2024-03-12付）

　【苫小牧発】浦河町は２月２６日、６年度予算案を発表した。一般会計は前年度当初比１８・９％増の１３４億５１００万円、教育費は１０９・５％増の３３億７８８３万円。大型事業のファミリースポーツセンター改修２年目に当たり２１億５０００万円を充てたことや、浦河小学校長寿命化改修に２億８０００万円を充てたことなどが増額要因。

　教育・子育て関連の主な事業はつぎのとおり。

▼生活福祉対策

▽地域子育てセンター＝２３５５万円

▽子育て交流施設運営＝３８４万円

▽放課後児童クラブ運営費補助＝８０３万円

▽放課後児童健全育成＝１９１３万円

▽幼児期からの学びの土台づくり＝２２万円―就学前児童を対象とした各種講座、保育士スキルアップ研修

▽うらかわ子どもまんなかフェスティバル（新規）＝５２万円―町が行う子育て支援事業を子育て世帯のほか広く町民に周知する機会にするとともに、子どもたちに各種体験事業を提供

▽子育て世帯訪問支援（新規）＝１５０万円

▽親子関係形成支援（新規）＝６５万円

▽こども誰でも通園制度（新規）＝３９５万円

▽ひとり親家庭等医療費＝４１２万円

▽子育て家庭医療費＝１７１０万円―０歳から高校生までの子どもにかかる自己負担分医療費１円単位からをうらかわタウンポイント（アプカ）に付与

▼社会福祉

▽若者就労支援＝５８８万円―就職や将来に関する悩みを持った若者に対する支援

▼保健対策

▽浦河赤十字病院看護専門学校入学支援金（新規）＝４５０万円―入学者に３０万円支給

▼生活環境対策

▽公共施設ＬＥＤ照明導入＝３億７７００万円―役場庁舎、小・中学校など１１公共施設のＬＥＤ化

▼教育文化振興

▽学力向上対策＝１６６３万円―学力向上推進委員会の設置、秋田県大館市への視察研修、ＩＣＴ環境整備、英検等助成

▽登校困難等の問題を抱える児童生徒への支援＝４８万円

▽特別支援教育支援員等配置＝２０５０万円

▽スクールソーシャルワーカー活用＝４３３万円

▽公立学校複式学級解消＝６７８万円―公立学校臨時教員を配置

▽語学指導を行う英語指導助手＝１０３４万円―英語指導助手２人

▽ＩＣＴ支援業務委託＝１５５万円

▽スクールバス運行＝７２８９万円＝浦河東部小、堺町小、荻伏小

▽中体連全道大会等派遣＝９４０万円

▽学校備品等整備＝１０５９万円

▽浦河小長寿命化改修＝２億８４１８万円

▽学校給食費の軽減＝１８歳以下の子が２人以上いる世帯の給食を、第２子半額、第３子以降無料

▽給食センター運営＝１億４８０３万円

▽社会教育事業＝６１２９万円―文化スポーツ奨励賞、生涯学習推進、北海道プロスポーツ連携事業ほか

▽地域学校協働活動＝２０万円

▽青少年教育＝２８９万円―地域で子どもを守り育てる町民大会の開催ほか

▽図書館運営＝４６２４万円―移動図書館ほか

▽博物館運営＝３０９９万円―教育普及講座ほか

▽体育振興＝１１８０万円

▽ファミリースポーツセンター改修＝２１億５５２４万円

▽遠距離通学者への通学費助成＝９６万円―公共交通機関を利用して遠距離通学する町内在住の浦河高生に対する通学費の助成

▽浦河高支援＝４４０万円

▽高校教材等購入費助成＝１８１万円―町内に在住する中学生の高校入学時に必要な教材等の購入費を助成

(市町村 2024-03-12付)