札幌市教委　決意胸に３９２人　子への愛情を忘れずに　新採用教職員辞令交付式

（札幌市 2024-04-03付）

新採用教職員辞令交付式

　札幌市教委は１日、市立札幌大通高校で６年度市立学校新採用教職員辞令交付式を執り行った。本年度採用された教員や学校事務職員３９２人が出席。檜田英樹教育長は「子どもたちへの愛情を、そして教育への情熱をいつまでも忘れずに」と激励した。

　６年度は、教諭・養護教諭・栄養教諭に３７８人、学校事務職員に１８人の計３９６人が採用。

　教諭・養護教諭・栄養教諭の内訳は、幼稚園２人、小学校２４５人、中学校１０６人、義務教育学校１人、中等教育学校６人、高校１１人、特別支援学校７人となっている。

　辞令交付式には、檜田教育長のほか、廣川雅之教育次長、佐藤圭一学校教育部長、喜多山篤児童生徒担当部長、菅野智広教職員担当部長が立ち会った。

　はじめに、檜田教育長が辞令交付を行い、代表して手稲鉄北小学校配属の畑田来愛教諭が受け取った。

　また、藻岩中学校配属の藤原虎之介教諭が服務の宣誓書を読み上げ「誠実かつ公正に職務を執行する」と力強く宣言した。

　あいさつに立った檜田教育長は「学校で多くの子どもたちと接することになるが、どの子もかけがえのない一人ひとり。その子どもたちをしっかり育むのが私たち教師の仕事であり、何より子どもの命を守る、守り抜くということこそが教師になった時にまず持たなければならない覚悟」と強調。

　「子どもたちへの愛情を、そして教育への情熱をいつまでも忘れずに赴任する学校へ行ってほしい。子どもたちは目を輝かせて皆さんを待っている」と激励した。

(札幌市 2024-04-03付)